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zoom RSS 久々に独り言(長いです。)

<<   作成日時 : 2016/10/02 20:07   >>

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前回は灯台放送が終了したエピソードを書きましたが、昔の記憶が次々と蘇ってきて、図らずも長文となってしまいました。駄文に長々とお付き合いさせてしまって大変申し訳ありませんでした。

ところが、今日も駄文の続きでさらに長文だったりします。(笑)
私の通っていた学校でBCLが一大ブームとなって、その後急激にブームが終わった過程を思い出したので書き残すことにしました。

小中学生の頃にBCLブームを経験した世代の方で、クラスメートに魔法の親指と人差し指いわゆるミラクルフィンガーを持っていた子がいませんでしたか?
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あと一分もしないで笑いカワセミが鳴こうという時、またはビックベンの鐘が鳴ろうという時、すんでの処で登場した魔法の親指と人差し指を持った少年が、ラジオのダイヤルをクルクル回すとあら不思議、寸分の狂いもなくラジオオーストラリアやBBCを一発選局してめでたくISを聞く事が出来ました。
親指と人差し指の微妙な感覚だけで目的の周波数に一発で合わせられる。そんな離れ技が出来る奴が、私のクラスには1人・2人いました。他のクラスにもいたと思います。
彼らは間違いなくクラスメートから尊敬の眼差しを一身に受けるヒーローでした。

もちろん私はそんな魔法みたいな芸当は出来ませんでした。(笑)
私の場合、目標の近くの強力な放送局、例えばモスクワ放送とか北京放送などをパイロット局と設定して、最初にその周波数に合わせてそこから微妙にダイヤルを調整して目的局を探すという方法をとっていました。
それでも魔法の指に憧れて、ダイヤル一発選局を夢見て、私も日々精進していたことは言うまでもありません。

その後SONYからスカイセンサー(ICF-5900)が発売され、さらに数年後にはNationalからクーガー2200(RF-2200)が発売されました。どちらもマーカーを利用する事で10kHz台の周波数まで誰でも簡単に合わせる事が出来るようになりました。
鈍臭い奴でも時間をかければラジオオーストラリアやBBCやアンデスの声の周波数に合わせる事が出来たのです。
この時に魔法の指を持ったクラスメートはそのヒーローとしての地位を追われることになりました。(笑)

さらに魔法の指の立場を完全に無くしたのはNationalからプロシードRF-2800やRF-2600などが発売され、周波数を1kHz単位まで直読出来るようになった時でした。

周波数直読への流れはメーカーがラジオを売るためにユーザーの利便性を追求しただけで、当然の進歩だったと思います。
しかしながら、私の周辺では周波数を容易に合わせる事が出来るようになるにつれてBCLブームが終焉に向かっていきました。
最盛期には男子生徒のうち8割以上は、BCLではなく鶴光のオールナイトニッポンを聞く目的で何らかの形でラジオを持っていたと思います。BCLも出来るラジオを持っていたのは約3-4割程度だったでしょうか。
そこからプロシードまで購入した同級生がどの位いたのかわかりませんが、私の地域ではここでブームの終わりを告げました。

BCLブームが終わったことについて、様々な方が色々な視点から考察されています。
あくまで私個人の意見に過ぎませんが、私はBCLラジオが細かい周波数(1kHz)まで直読出来るようになった事もその一因になったような気がしています。
BCL黎明期には少しずつダイヤルを回して、何処が聞こえているのか確かめながら手探り状態で進んでいくという、ドキドキしたお化け屋敷的な感覚がありました。

「お化け屋敷とか巨大迷路のアトラクションで「順路」と書かれた蛍光の矢印を目にした時とか、あるいは暗闇に非常出口と書かれた緑色の電灯が浮かび上がっているのを目にして、一気に興醒めした経験はありませんか?」

周波数の直読は、これに似た感覚を引き起こしたような気がしています。
ラジオを聞くという事は、放送開始時間に周波数を合わせるだけとなりました。
周波数を合わせる行為から、ちゃんと放送内容を聞くというBCL本来の楽しみに戻っただけなのですが、暗闇を手探りで進んで行くかのようにダイヤルを回すワクワク感を失ってBCLを止めてしまったクラスメートが多かったような気がしています。

ある日を境に誰もクラスの中でBCLの話をしなくなったことを今でも覚えています。
そのXデー以降、逆にまだBCLをやっているとクラスメートから「お前まだBCLやってんの?ダセー」と言われてしまうので、止めざるを得なかった人も多かったように記憶しています。
とにかく私のクラスでは本当に一気にBCL人口が減りました。
最もBCLを止めてもオールナイトニッポンを聞き続ける奴は多かったので、BCLのコンテンツ自体に魅力が無かったこともBCL衰退の大きな原因だと思われます。
鶴光のちょっとHな放送内容は、まさにキラーコンテンツでしたねぇ。(笑)

さて、
最近受信の主流となったSDRですが、電波が丸見えなのでワクワク感が全く無いのかというとそんな事はありません。電波が見える事で逆に「昨日まで居なかったこの電波はいったい何処の放送局だ?」という新しい探索の楽しみを提供してくれるようになりました。
私がBCLに復帰したのはPerseusというSDRに出逢えたおかげに間違いありません。
いつまでもワクワクしていられますかね?まあ今のところは大丈夫そうです。

*上記の文章はあくまで私の個人的な意見を述べただけですのでご了承ください。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
面白い考察ですね。これだけの長文に一言のコメントじゃ失礼なので機会がございましたらあらためてマイブログにてお返事させていただこうかと思います。ちなみにぼくはプロシード以降のデジタル世代で、お化け屋敷は怖いから入りたくないタイプです。
せきやま☆あすか
2016/10/04 08:54
せきやま☆あすかさん、コメントありがとうございます。
自分で読み返してもお恥ずかしい限りでございます。(汗)
自分の為に自分の地域でどうBCLが流行していたのかを書いておこうと思っただけですので、一言コメントで十分でございます。(笑) 
最初の頃、私の地域だけだったかも知れませんが、軽いノリで参入してきてすぐに辞めちゃった人たちがいかに多かったか、もっと分かりやすく書きたかったのですけどね。
周波数がデジタル表示になって以降も腰を据えてBCLを続けられた方々は、今や一流DXerさんやOMさんになられた方が多いですよね。
私もお化け屋敷は嫌いですが、新しいことにTRYしたり人柱になってでも新しい物を手にするのは好きです。
はなぶさ
2016/10/04 13:17
はなぶささん、こんばんは。
小6のときだったか、ICF-5800しか買ってもらえなかった僕に対し、仲の良い友人たちはICF-5900持ち。
ある日、皆で夜に団地の駐車場に集まってアンデスの声の“さくらさくら”の受信会をやったとき、友人たちが「直読」でささっと目的の電波をキャッチするのに焦った僕はミラクルフィンガーがいつになく空回り…。
結局、僕1人だけキャッチできなかったという苦い思い出がふと蘇りました。^^;

以上、あくまで「個人的な」思い出を語っただけで、何ら含むところはございません(笑)。
狸王
2016/10/04 22:31
狸王さん、コメントありがとうございます。素敵な思い出話を聞かせて頂きました。当時の僕からするとICF-5800は勝ち組に入ります。(^^♪ なんせ小学校時代の僕の愛機はクーガー7でしたから。(爆笑)
クーガー7ですが、ダイヤルにちょっと触れただけで周波数がかなり動いてしまったので、チューニングには手を焼きました。(笑)
あの頃はソニーが輝いていましたね。受信レベルが他のメーカーとは違いました。僕が憧れのソニー(ICF-5900)を買ってもらえたのは中学校に入ってからです。
しかし今ですら小中学生の子供から何万円もするラジオをねだられたら凍り付くと思うのですが、今とはお金の価値も違うあの頃に、よくぞ親は高いラジオを買ってくれたものだと思います。ありがたいことです。
でも、いきなり直読のプロシードから入ったというせきやまさんは、金持ち父さんの息子さんに違いない。
はなぶさ
2016/10/05 07:50
はなぶささん、クーガー7は、初のBCLラジオ購入(予算2万円厳守)に際して最後までICF-5800とデッドヒート(笑)を繰り広げた思い出の機種です。
初めて手にしたラジオのカタログに載っていたクーガー7のカッコ良さといったら、そりゃもう小6のガキにはたまらなかったです。
このときに外見より中身を重視して5800を選択した経験は、後の嫁選びの際に活かされることになったのは内緒(笑)。
狸王
2016/10/07 06:18
狸王さん、勇敢なコメント誠にありがとうございます。(^^♪ 
私も最初の受信機は図らずもクーガー7(外観重視)でしたが、嫁選びはICF-5800(中身重視)だったかなぁ。(爆笑)
僕からすればICF-5800も今ではあまり話題に上がらないク−ガ−115も、あの当時はどれもカッコイイと思っていましたけどね。中でも友達が持っていたRF-2200は輝いていて本当に羨ましかったです。
はなぶさ
2016/10/07 13:08
マイブログの過去ログにこんな記事がありました。読者のみなさまのコメントも味わい深いものがありますのでよろしかったらご覧ください。
「なつかしBCL大全に思う。」
http://blogs.yahoo.co.jp/bcl_prince/14781048.html
せきやま☆あすか
2016/10/14 11:01
せきやまさん、コメント及び素敵な記事のご紹介ありがとうございます。
クーガーVSスカイセンサーの時代を懐かしがって取り上げられる事が多いですが、受信に苦労した昔話を美化しているだけかも知れません。(笑)
昔のラジオは周波数を合わせるのは大変でした。
ISが出ていればそれに合わせて聞くことが出来ましたが、目的局が見つからずダイヤルをクルクルしているうちに30分番組が終わってしまう事なんてざらでした。(笑)
それが直読のおかげで放送開始前から待ち受け受信が出来るようになったわけですから、受信スタイルは大きく変わったと思います。プロシード世代のせきやまさん達を羨ましく思います。
はなぶさ
2016/10/17 07:55

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